〜スタバレポート〜

2002.9.20(Fry)

このライブも今回で☆6回目☆なのですが、
今まで、告知をするだけで一度も「ライブの流れ」を説明した事がなかったので、
せっかくなので試しに書いてみる事にしました。
良かったら

へー、こんな感じなんだ。

とでも思って下さい。


【前説】
ラジカセ×福田哲平

基本的に、いきなりネタから始まるライブなので、まず前説があるのですよ。
元々はラジカセ一人でやっていたのですが、
ある日福田さんが「手伝ってやるよ」と言ってくれまして、
それ以来ずるずるとお願いし続けて早半年。
ただれた関係は未だ終わりの兆しを見せません。
まあ、多分迷惑なんだと思いますが、あの人もノーと言えないタイプですからね
って何を書いてるんだオレは。
ラ イブの説明ですよ。
ねえ?
ちなみに、このユニットは毎回名前が変わるのが特徴でして、

第一回は「哲andホモ」

第二回は「ふくだおかま」

第三回は「中川ゲイ」

と、何故か同性愛押しなのでした。

※余談ですが、第二回の元ネタがますだおかださんだと気付いた人は皆無。

そして今回は

『あざらしのタマタマちゃん』

‥‥ネタ切れなんですよ。

そんなタマタマちゃんがぎこちないトークをしたのち、漸くライブがスタートするのです。

【ネタ】
ラジカセ
代田ひかる

【対談】
ラジカセ×代田ひかる
(パッヘルベルのカノン※カルテット)

最初の対談はこの二人。
ちなみに、その下に書いてあるのは対談中に流した曲の名前です。
会話中に辺りがシーンとしているのが嫌だったので、良かれと思ってクラシックの名曲を流す事にしているのですが、
逆に空気が重苦しくなるので、芸人さんからは不評らしいですね。

やめませんけど。

で、この二人。
まず最初に軽く挨拶。
‥‥‥‥。
‥‥‥‥。
‥‥そして沈黙。
まあ、普段全く喋った事がないので、それが当たり前なんです。
このライブの対談は『ぎこちなさ』を楽しむ場合が多いのですよ。
まあ、さすがにこのままじゃマズイと思ったのか、漸くラジカセが口を開きました。

ラジ「この前、代田さんのホムペの掲示板を見たんですよ」

代田「はあ」

ラジ「なんでも、ファンに全裸を見られたらしいですね」

代田「‥‥‥‥」

更に長い沈黙が、辺りを包みました‥‥。
情報が少ないと、必然的 に誤解が多くなる典型的な例です。
二人の会話は、その誤解を解いていくような感じで進んで行きました。

代田「部活は何をやってたんですか?」

ラジ「科学部です」

代田「‥‥どんな事してたんですか?」

ラジ「科学の結晶のパソコンを使って、一日中『ぷよぷよ』で遊んでました」

代田「ぷよぷよ?」

ラジ「はい」

代田「だから下ネタばっかり言うんですね」

ラジ「‥‥ごめんなさい。意味がわかんないんですけど」

代田「‥‥‥‥」

ラジ「‥‥代田さんは何部だったんですか?」

代田「水泳部です」

ラジ「それはそれは」

代田「カナヅチなんですけど」

ラジ「‥‥‥‥」

こうしている間にやっと曲が終わり、二人は晴れて解放されたのでした。

【ネタ】
小林太郎
江連啓之

【対談】
小林太郎×江連啓之
(バッハ無伴奏チェロ組曲第一番)

2番目は、自閉症の漫談家「小林太郎」と、根暗のコント師「江連啓之」の対談。
(※いい意味でね)
始まる前は、二人とも最後まで何も喋らないんじゃないかと思ってヒヤヒヤしていましたが、
以外に江連くんが小林さんを引っ張る感じで話を進めていましたよ。
自閉症VS根暗では、根暗の勝利みたいです。
まあ、自閉症は立派な病いだからなあ‥‥。
(※いい意味で)

江連「芸暦どんくらいなんですか?」

小林「八年です」

江連「ええっ!?」

小林「吉本に入ってました」

江連「同期は誰ですか」

小林「モリマンです」

江連「それは、ずいぶんと差が‥‥」

小林「‥‥‥‥」

この対談で、小林太郎の症状は絶対に進行したと思います‥‥。

【ネタ】
竹森千人
(シアターD)
ザ・はやし
(ザ・ニュース)

【対談】
竹森千人×ザ・はやし
(バイオリンのパルティータ)

大抵の人は、対談と聞くと普段よりゆったりした間で喋るんですよ。
それは考える為でもあるし、お互いの出方をさぐる為でもあるんです。
でも竹森さんはいつもハイペース。
それでいて、しっかりうまい展開に持っていくので、見る側としてはいつも楽しみです。
対するザ・はやしさんは超マイペース。
誰と喋っていても常におっとりしていて、ボソッと言う一言々々が本当におかしい。
この二人の対談はこんな感じでした。

竹森「はじめまして」

ザ・「はじめまして」

竹森「どうしましょ?じゃコンパみたいにしてきますか?」

ザ・「いいですね」

竹森「ぶっちゃけ、お歳は?」

ザ ・「‥‥歳ですか」

竹森「はい」

ザ・「‥‥‥いくつに見えます?」

竹森「おお!!コンパコンパ!!」

その後も、竹森さんの質問責めは続き、その度にザ・はやしさんがわけのわからない事を答えていました。
いいなあ。

【ネタ】
昼メシくん
伊藤篤生

【対談】
昼メシくん×伊藤篤生
(エルガー威風堂々)

この二人は普段から仲が良いので、対談も終始アットホーム。
内容も、「いつも何をして遊んでいるか」というモノでした。

伊藤「オレら普段から良く遊ぶよな」

昼メシ「そうっスねえ」

伊藤「だいたいいつも何人かで健康ランド行くのよ」

昼メシ「そうそう。お互い、いい年こいて本気でハシャギますからね」

伊藤「普通に『水上騎馬戦』とかして遊んでるもんな」

昼メシ「 お陰で出入り禁止になったランドがいくつあるか」

伊藤「五つや六つじゃきかへんよな」

一緒に遊びに行きたいような、行きたくないような‥‥。
多分、言わないだけで相当いろんな人に怒られてるでしょうね。
そんなダメな大人の話は、とっても面白かったです。

【ネタ】
鳥居みゆき
(S&Dスタジオ)
福田哲平
(あ・うん)

【対談】
鳥居みゆき×福田哲平
(ツィゴィネルワイゼン)

天使の衣裳に身を包んだ鳥居さんと、乙女の心を持つ福田さんの対談。
始まる前は、さぞや『メルヘン』な感じだろうな、と思っていたのですが、
フタを開けてみたら『メンヘル』な対談でビックリ‥‥。
(※メンタルヘルスの略。意味はお医者さんに聞いて下さい。)

鳥居「あの」

福田「はい」

鳥居「あたし、パニッ ク障害なんですよ」

福田「(絶句)」

鳥居さん‥‥。

メチャクチャにも程がありますって‥‥。

そんな鳥居さんが、落ち着いた頃にこんな話をしていました。

鳥居「この前アンパンマン見てたんですけど」

福田「はいはい」

鳥居「アンパンマンがバイキンマンに向かって」

福田「ほう」

鳥居「『汚いぞ!!バイキンマン!!』って言ったんですよ」

福田「うそだー」

鳥居「ほんとですって!そしたらバイキンマンが」

福田「うん」

鳥居「『甘いな!!アンパンマン!!』って言ったんですよ」

福田「絶対うそだろ!!」

鳥居「ほんとですって!!あぁぁぁぁ‥‥」

福田「悪かった!!言い過ぎたよ!!」

‥‥鳥居さんは、本当にわからないですね。

【ネタ】
星野卓也
(マセキ 芸能社)
“飛石連休”岩見欣正
(サンミュージック)

【対談】
星野卓也×岩見欣正
(G線上のアリア)

言わずと知れた有名ゲストのお二人。
岩見さんは、福田さんとの友情出演なのですが、このライブの為にピンネタまで用意してくれたのですよ。
内容は
『福田さんに貰ったヤシの実を何とかして食べる』
という、何とも岩見さんらしいおっとりとしたモノでした。
このヤシの実、食べるまでがメチャクチャ面倒臭いらしくて

まず、キリで穴を開ける

そこにハシを突き刺して穴を広げようとする

ハシが折れる

一度楽屋に戻る

なんと包丁を持ってくる

でもダメ

今度は糸ノコギリを持ってくる

以外といい所まで行ったけど、やっぱりダメ

そ こでストローを

最初に開けた穴に突き刺して

吸う

‥‥オエッ

マズイ。で終わり。
冷静になって考えると、ただそれだけだったのか‥‥。
でも、メチャクチャ面白かったですよ。
包丁を持った時に、お客さん全員が舞台に向かって
「危ない危ない!!」
と叫んでいたのが印象的でした。
子供じゃないんだから‥‥。
当然、対談もその話がメイン。

星野「あのヤシの実どこで買ったの?」

岩見「もともとは、近所で500円くらいで売ってんのを見付けてたんよ」

星野「うん」

岩見「‥‥ちゃうわ600円や」

星野「どっちでもいいよ。で?」

岩見「それで、昨日買いに行ったら、売り切れててないんよ」

星野「うん」

岩見「でも欲しいから、どこに売ってますか?って店のおばちゃんに聞いたら」

星野「どこ?」

岩見「肉のハナマサにあるっていうねん」

星野「で、行ったんだ」

岩見「行った」

星野「あった?」

岩見「肉しかなかった」

とまあ、終始こんな感じでした。
星野さんは、どうしても言いたい事があったそうで、

星野「こないだ、渋谷のスタジオでネタの練習してたら、なんと隣に『あゆ』がいたのよ!」

岩見「あゆって、浜崎あゆみ?」

星野「そう!そんで、うわーすげーって思って見てたら、ADさんみたいな人が来て『ちょっとすいません』って、周りにいた人たちをどかしてったのね」

岩見「うん」

星野「で、やっぱりあゆに何かあっちゃいけないから、一般の人から隔離するんだろうな、って思って見てたら」

岩見「うん」

星野「スタッフさんがオレのそばを素通りしたの。特別扱いみたいな」

岩見「すごいやん」

星野「でしょ?で 、やっぱりお笑いやってて良かったな、って思ってたら、突然ADさんに指差されて」

岩見「うん」

星野「『弁当まだかよ!!』って言われて‥‥」

岩見「なんで?」

星野「ほら、これ付けてたから(口元のマイクを指差す)、ADさんに見えてたんだって」

星野さん以外には絶対にありえない経験でした。
最後はこんな終わり方。

星野「じゃあ、一句詠んでよ」

岩見「川柳?」

星野「この人、本当にうまい事言うんですよ」

岩見「じゃ、お題は『整形』で」

星野「はい、どうぞ」

身を削り

稼いだお金で

骨削る

岩見欣正

あやふやな終わり方をした対談が多い中で、この締めはかなり巧かったです。

【エンディング】
MC:小林太郎

前説と同じくこれも恒例なんですが、エンディングはあの 小林太郎さんがまわす事になっているんですよ。
○○症の。
(※なんか、余り言っちゃいけない気がしてきた‥‥)
まあ、当然ガッチガチに緊張してますから、
名前を間違えるわ、
何を言われても「そうですね」としかコメントできないわ、
人が話してんのにぼーっとしてて聞いてないわ、
挙げ句の果てにゲストに全く話をさせないわ‥‥。
全く頼もしい限りでした。
最後は、小林太郎が自分の告知を始めた途端に電気が消えて終了。
たまに、それ見て怒って帰っちゃうお客さんもいたりするんですが(本当)、

『終わりはメチャクチャ』

がこのライブの身上なので、変えるつもりはあんまり無いのです。


さて、この“良い意味でも悪い意味でも”他にはないライブはいかがだったでしょうか?
次回は11月の中旬くらいに予定していますので、
もし興味が湧いた方は実際に見に来ていただけると嬉しいです。
★アインシュタインのラジカセ★←最新情報やなんかは、こちらに載せていきますので、良かったら覗いてみてください。
最後まで読んで頂いて、本当にありがとうございました。
m(__)m
スタバ運営係:ラジカセ
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